2022/12/06

GMO-Z.com RUNSYSTEMとABBank様は顧客関係管理システム(第1ステージ)を展開

2022年11月7日、ABBank様は、顧客関係管理(CRM)システムの構築の第1ステージを正式に運用開始しました。これは、GMO-Z.com RUNSYSTEMが実施して、銀行のデータの同期と関連システムの統合を行うシステムです。

ABBank様の本社で行われた顧客関係管理(CRM)システムの構築のステージ 1の稼働開始式で、双方の代表者がプロジェクトの初期の成功を認めました。実施から約3か月後、このプロジェクトは、集中型システム(データウェアハウス)から160万人を超える顧客の同期に成功し、ABBank様の1600人以上のRM(関係マネージャー)をサポートしました。さらに、CRM システムは、T24コア バンキング、アンチマネーロンダリング(AML)、LOS(個人ローンの処理)、Rotation of Vouchers(ビジネスローンの処理) などの関連システムとの統合にも成功しました。

顧客関係管理(CRM)システム稼働開始式でのABBank 様と GMO-Z.com RUNSYSTEM のリーダーとスタッフ

GMO-Z.com RUNSYSTEMが展開しているCRMシステムは、CICDモデルに準拠し、情報セキュリティと安全性を確保しています。これは、顧客関係管理活動に重点を置いたプラットフォームであり、金融​​・銀行組織に潜在顧客との接続・やり取りをサポートし、管理を最適化し、売り上げを突破するのに役立ちます。

システムには顧客情報管理、顧客ニーズ管理、販売機会管理、タスクおよび作業管理、視覚統計、報告、 「顧客360」、セールスデイリープランナーツール、KPI アクティビティの管理、事業計画書作成ツールと顧客開拓プランナーなどの企業管理をサポートする機能が充実しています。

ABBank様向けの顧客関係管理(CRM)システムを開発するプロジェクトの展開の初期で、GMO-Z.com RUNSYSTEMは顧客情報管理、顧客需要管理、販売機会管理、業務・事業管理、ビジュアル統計及び報告の6つのモジュールの展開に成功しました。

簡単な管理、迅速なデータ接続

「顧客を中心にする」という方針はABBankの戦略です。それで、全ての銀行業務は顧客を理解することから始まり、実際の需要に最も近く、最高の製品を構築し提供します。GMO-Z.com RUNSYSTEM が展開しているCRM システムは情報の体系化を行うための有能なツールであり、営業スタッフが顧客をよりよく理解するために必要な基盤となります。

ステージ1の終わりにABBankの顧客関係管理(CRM)システムはウェブサイトとモバイルアプリのバージョンが完了しました。現在、ABBankはほとんどの他の銀行がウェブサイトで管理している時、顧客の需要を把握し、監視するためにモバイルでCRMシステムを利用するアプリバージョンを構築する最初の銀行です。

また、可視化された集計表を使うことで、管理者が月の顧客情報、コンバージョン値、需要別の顧客数などを総括的に把握できます。伝統的な方法でデータファイルを手動で操作する代わりにシステム上で顧客の需要をスタッフに割り当てます。

CRMシステムを利用することで、役員は営業担当者がどのように顧客とやり取りするか、効果がどの程度あったのかというプロセス全体を追跡することもでき、システムは最高の成績を収めた個人を自動的に抽出して表彰します。営業担当者の連絡情報を共通システムにすべて更新することで、社内の部署間の連携やコミュニケーションも短縮され、便利になります。

今後、GMO-Z.com RUNSYSTEMが開発したSmartOCRソリューションが銀行のCRMシステムに統合され、リレーションシップマネージャーのデータ入力時間の短縮に役立つことが期待されています。入力データがすぐにデジタル化され、顧客に関する一般的な理解を示し、ABBank が実際の使用ニーズをすぐに把握し、顧客体験を向上させるを提案する機会を創出し、市場での競争優位性を高めます。

ABBankの副社長のKhuong Duc Tiep氏は、GMOチームのステージ1実施の進捗と品質に満足の意を表明しました。

ABBankの副社長のKhuong Duc Tiep氏は、稼働開始式でにプロジェクトの成果について次のように述べました。

「CRMのような戦略的に重要なプロジェクトがABBANKとGMOの両方から非常に迅速かつ劇的に実施されました。これが通常の商取引ではないと思います。また、それはプロジェクトメンバー全員が休暇中も働き、お互いに学び、協力した結果です。」

ABBankは「Make in Vietnam」のCRMシステムに印象を受けました

GMO-Z.com RUNSYSTEMを展開パートナーとして選ぶ前に、ABBankは国内外で多くのCRMシステムを調査・研究してきました。 GMOのCRMシステムは、利用ニーズを完全に満たし、金融・銀行業界の特徴を理解し、高いシステムローカライズ能力を提供し、常に24時間週7日サポートができる経験豊富なエンジニアを持ち、国際標準の品質で短時間で適切に展開することができたため、ABBankに強い印象を与えました。

ABBankのグエン・マン・クエン社長は、設定されたスケジュールを確保するための両社のプロジェクトチームの努力に感謝しました

プロジェクトのステージ1の終了後、ABBankのグエン・マン・クエン社長は、両社の協力過程について共有する時に、「近い将来にCRMシステムが毎日毎分毎秒RM担当者によってすべてのシステムに適用されるツールとなることを期待します。これにより、ABBankのRM担当者は顧客と仕事をする時に常にスマートフォンを手に持って、CRMシステムを最も便利で効果的な方法で使用できます。」と述べました。

顧客関係管理システム(CRM)の稼働開始式におけるGMO-Z.com RUNSYSTEMのゴ・バン・タウ社

ABBANKと肩を並べて設定された営業目標を達成するために、GMO-Z.com RUNSYSTEMのゴ・バン・タウ社長はプロジェクトチームに同行してファイティングスピリットを維持し、システムを継続的に改善することを約束しました。GMO-Z.com RUNSYSTEMは両社の計画通りに将来に残りのモジュールを稼働開始できるように努力しております。

製品詳細と試用版はこち

プロジェクトのステージ1の総括会議におけるその他の写真:

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