2020/06/15

オフショア開発の新しいモデル: 自社ソリューションAI-OCR SmartOCRを活用した在庫管理業務自動化アプリ開発

Evi OCRは、OCR(Optical Character Recognition‐光学文字認識)テクノロジーを使用して、歯科製造工場で金属在庫の管理を自動化するベトナムオフショア開発のプロジェクトです。これは日本のクリニック用の義歯を製造する工場の注文をベースに開発します。

2018年8月20日から立ち上げたEvi OCRは、PM兼チームリーダーのDo Trong Anさん(Android)、チームリーダーのLe Vinh Yenさん(Web)、Pham Quang Duongさん(iOS)及び他の9人のメンバーを含む、Smartチームによって行われています。このプロジェクトは3つの言語(Java、Swift、Python)でプログラムを作成することで、歯科製造工場での金属(金、銀など)の在量管理を自動化し、使用されている金属量の透明性だけでなく在庫の棚卸をサポートするアプリケーションを開発します。このプロジェクトのポイントはOCR技術によりデジタルスケールで測った数字や請求書画像の病院名を認識する際にはじめてマシンラーニングの技術を適用したことです。
OCRが新しいテクノロジーであるため、プロジェクトのメンバーは初日から多くの困難に直面しました。アプリが新しいテクノロジーを使用しているので、変換(ターニング)するために大量のデータを受け取る必要がありますが、お客様から頂いたデータ(デジタルスケールの画像)は少ないく、OCRのテストが困難になりました。プロジェクトは慎重にテストしましたが正確な数値を出力することができませんでした。しかし、プロジェクトは工夫を重ね、デジタルスケールの画像を紙に印刷してテストを実施することで問題を解決出来ました。

2018年11月23日にプロジェクトは終了する予定です。GMO-Z.com RUNSYSTEMのベトナムオフショア開発のPMのDo Trong AnさんとSmartチームのメンバーが最終日まで頑張って、顧客からCSSの満点を受けることを期待しています。