2025年12月4日、GMO-Z.com RUNSYSTEM株式会社と**アンビン商業株式銀行(ABBANK)は、AI(人工知能)技術を活用した書類データ抽出・デジタル化プラットフォームである「OCR Studio」**の導入プロジェクトを正式に開始いたしました。本プロジェクトは、ABBANKの包括的なデジタルトランスフォーメーション推進における重要なマイルストーンとなり、業務効率の向上および顧客体験の最適化を目指しています。
本プロジェクトにより、ABBANKはGMO-Z.com RUNSYSTEMが自社開発したソリューションであるOCR Studioを活用し、30種類以上の複雑な業務書類から情報を自動的に抽出できるようになります。これには、取引明細書、評価報告書、財務諸表、定期預金契約書など、処理が難しい書類も含まれています。
同システムにより、書類処理時間を大幅に短縮し、手作業によるミスを最小限に抑えるとともに、SMARTFORM、BSA、ECMなど既存の社内システムとのシームレスな連携が可能となります。

OCR Studio書類デジタル化ソリューション プロジェクト始動式
本プロジェクトの大きな特徴は、ABBANKが自社で直接管理するクラウドプラットフォーム上に導入される点にあります。
これにより、データの完全な安全性を確保するとともに、銀行がシステム運用や将来的な拡張を主体的にコントロールできる体制を実現します。
さらに、AIおよび次世代LLM(大規模言語モデル)技術が統合されており、データ認識・抽出の精度を大幅に向上させ、従来のソリューションを凌駕する高い効果を発揮します。
GMO-Z.com RUNSYSTEMの代表によると、OCR Studioの導入はABBANKにおける書類処理の効率化を最適化するだけでなく、顧客体験の向上にも寄与すると述べています。これは、デジタル時代において銀行の競争優位性を築く上で不可欠な要素です。今回の協業は、GMO-Z.com RUNSYSTEMが掲げる**「Trusted Digital Partner(信頼されるデジタルパートナー)」**としての立場をさらに強化するものであり、金融・銀行業界のデジタルイノベーションと包括的な変革を共に推進していくという同社の姿勢を明確に示しています。
プロジェクトの様子:

