Mockoon:簡単かつ高速なモックAPI
ソフトウェア開発のプロセスでは、サーバーとの送受信は当然です。例えば、サーバーからデータを受信して処理するセグメントをコーディングしている場合、サーバーからのレスポンスを変更してコードを確認するたびに、バックエンドのコードを変更するか、バックエンドチームに依頼する必要があるため、それは不便で時間がかかります。また、第三者のサーバーである場合、依頼することはほとんど不可能です。
1.簡単なモックAPIの作成
ステップ1:ここにMockoonをダウンロードしてインストールします。
ステップ2:必要に応じてレスポンスを設定します。
2.1ルート、ポート、プレフィックス、メソッドを設定します。
上記の設定の通り、ポートが「3001」、ルートが「/prefix/type1」、メソッドが「GET」のモックAPIは作成されます。
2.2 レスポンスのbodyとheaderを設定します。
上記の設定で、APIは以下のbodyを持つjsonレスポンスを返します。
[ { “id”: 1, “firstname”: “John”, “Lastname”: “Snow”, “status”: “Learning things” }, { “id”: 2, “firstname”: “Daenerys”, “Lastname”: “Targaryen”, “status”: “Riding a dragon” } ]
ステップ3:結果をテストします。
モックAPIを作成できました。 しかし、クライアントコードが Dockerコンテナで実行されている場合、Dockerコンテナ内からMockoonに連携するにはどうすればよいでしょうか。
2. Dockerコンテナ環境でのモック API使用
その問題を解決するには、ホストのIPアドレスを取得する必要があります。
ステップ 1: コンテナにSSHします。
sudo docker exec -it container-name /bin/bash
ステップ2: ホストのIPアドレスを調べます。
hostip=$(ip route show | awk ‘/default/ {print $3}’) echo $hostip
ステップ3: curlでテストします。
curl -X GET http://172.20.0.1:3000/users
そのため、Dockerコンテナで作業しているときでも、モックAPIを簡単に使用できます。
3.Mockoonのいくつかの機能
3.1リクエストとレスポンスのログ:
3.2 環境のエクスポートおよびインポート
3.3条件に対するレスポンス
ルートに複数のレスポンスを追加できます。 ルートに多数のレスポンスがあり、条件が指定されていない場合、最初のレスポンスはデフォルトのレスポンスとします。ドラッグアンドドロップでこの順序を変更できます。
ルートには複数の条件を指定できます。ルートに送信された各リクエストについて、Mockoonは最初の適切な条件を見つけ、その条件に対するレスポンスを返します。
4. 結論
Mockoonを使用することにより、レスポンスを処理するためのコードのテストが複雑にならず、時間もかかりません。すべてがこれまで以上に便利で高速になります。