2020/12/14

Mockoon:簡単かつ高速なモックAPI

ソフトウェア開発のプロセスでは、サーバーとの送受信は当然です。例えば、サーバーからデータを受信して​​処理するセグメントをコーディングしている場合、サーバーからのレスポンスを変更してコードを確認するたびに、バックエンドのコードを変更するか、バックエンドチームに依頼する必要があるため、それは不便で時間がかかります。また、第三者のサーバーである場合、依頼することはほとんど不可能です。

1.簡単なモックAPIの作成

ステップ1:ここにMockoonをダウンロードしてインストールします。

ステップ2:必要に応じてレスポンスを設定します。

 

2.1ルート、ポート、プレフィックス、メソッドを設定します。

上記の設定の通り、ポートが「3001」、ルートが「/prefix/type1」、メソッドが「GET」のモックAPIは作成されます。

2.2 レスポンスのbodyとheaderを設定します。

上記の設定で、APIは以下のbodyを持つjsonレスポンスを返します。

[   {     “id”: 1,     “firstname”: “John”,     “Lastname”: “Snow”,     “status”: “Learning things”   },   {     “id”: 2,     “firstname”: “Daenerys”,     “Lastname”: “Targaryen”,     “status”: “Riding a dragon”   } ]

ステップ3:結果をテストします。

モックAPIを作成できました。 しかし、クライアントコードが Dockerコンテナで実行されている場合、Dockerコンテナ内からMockoonに連携するにはどうすればよいでしょうか。

2. Dockerコンテナ環境でのモック API使用

その問題を解決するには、ホストのIPアドレスを取得する必要があります。

ステップ 1: コンテナにSSHします。

sudo docker exec -it container-name /bin/bash

ステップ2: ホストのIPアドレスを調べます。

‌hostip=$(ip route show | awk ‘/default/ {print $3}’) echo $hostip

ステップ3: curlでテストします。

curl -X GET http://172.20.0.1:3000/users

そのため、Dockerコンテナで作業しているときでも、モックAPIを簡単に使用できます。

3.Mockoonのいくつかの機能

3.1リクエストとレスポンスのログ:

3.2 環境のエクスポートおよびインポート

3.3条件に対するレスポンス

ルートに複数のレスポンスを追加できます。 ルートに多数のレスポンスがあり、条件が指定されていない場合、最初のレスポンスはデフォルトのレスポンスとします。ドラッグアンドドロップでこの順序を変更できます。

ルートには複数の条件を指定できます。ルートに送信された各リクエストについて、Mockoonは最初の適切な条件を見つけ、その条件に対するレスポンスを返します。

4. 結論

Mockoonを使用することにより、レスポンスを処理するためのコードのテストが複雑にならず、時間もかかりません。すべてがこれまで以上に便利で高速になります。