ベトナムオフショア開発で大規模官公庁プロジェクトを成功させたカギ
2019年10月、キャッシュレス決済システムに関する大きなプロジェクトが日本市場で正式に展開されました。システムの開発を担当するGMO-Z.com RUNSYSTEMのオフショア開発部のプロジェクトチームは、日本人の現金使用の習慣を変更できるように決済システムを構築する際に多くの困難に直面しました。
初めてシステム開発にGCP(Google Cloud Platform)とビッグデータを適用しました。
2019年4月8日から始まったプロジェクトは、20名以上のメンバーで、主にJavaチームの開発者が担当しました。 PM(プロジェクトマネージャー)はフン、サブPMはクアンであり、オフショア開発部の20名のメンバーは開発者、テスター、QA担当者、コミュニケーターです。開発したシステムは、キャッシュカード、クレジットカード、eウォレットなどを使用し、電気、インターネット、ケーブルテレビなどの生活費の支払い、航空券の購入、旅行の予約、税金や保険料の支払いす推進するシステムです。このプロジェクトの新しい点は、初めて開発者がシステム開発にGCP(Google Cloud Platform)とビッグデータを適用したことです。
プレッシャーなし、ダイヤモンドなし
GCPの新しい技術により、プロジェクトチームのメンバーが初日から困難に直面することが予測されました。チームのメンバーは、新しい知識に対応するためGCPについて研究とトレーニング行いました。高齢者が多く、現金取引に慣れており、技術の利用を恐れている日本人向けの簡単で、使いやすい決済システムを開発することも難しい課題です。それだけでなく、顧客の仕様書提供が遅くなり、DBレイアウト設計が継続的に変更されていたため、QCチームのテストプロセスも非常に難しくなりました。同時に、プロジェクトは大量のデータを処理しますが、顧客が実際のデータに即したサンプルデータを提供しなかったため、テストデータの作成に時間がかかりました。開発者は大量のデータを作成するツールを作成しましたが、 必要に応じてすべてのケースをカバーできませんでした。プロジェクトには多くの参加者がいるため、当事者間の相談と合意は多くの障害に直面しました。
「プレッシャーなし、ダイヤモンドなし」はプロジェクトチームの教訓です。6か月の間には、残業になる日が続き、多くの困難を克服しました。そしてついに、2019年10月にキャッシュレス決済システムが日本でサービスインしれました。最初の結果は、システムが顧客から品質が良いと評価され、日本で広く導入され、何千もの企業で使用されていること等でした。
私たちは、プロジェクトチームの精力的な取り組みと初期の成果を誇りに思っています。
プロジェクトの実行中に記憶に残る思い出について尋ねられた時、Hungさんは、3人の日本人顧客が9月24日と25日にハノイオフィスを訪問し、勤務することについて話しました。 チームメンバー全体は、これらの3名の特別なゲストを歓迎し、プロジェクトの成功を祝うパーティーを開きました。短い訪問でしたが、より相互理解を深める助けとなりました。コミュニケーションの問題も解消されました。
私たちは、オフショア開発部のプロジェクトチームの精力的な取り組みと初期の成果を誇りに思っています。PMのフンさんとチームメンバーの皆さんが今後も、より大きなプロジェクトを問題なく完了するように期待しています。