
RUNSYSTEM創業の軌跡
GMO-Z.com RUNSYSTEMは2005年に起源を持ちます。日本に留学していたベトナム人学生のゴー・ヴァン・タウ氏とグエン・タン・ミン氏が、「RUNSYSTEM」というソフトウェア会社を設立しました。「RUNSYSTEM」とは「システムを運営する」という意味です。学生社員わずか数名と日本のクライアントからの初期プロジェクトでスタートしましたが、「グローバルソフトウェアクオリティ」のモットーのもと、すぐに強い評価を築きました。初期の困難や2009年の世界金融危機による損失にもかかわらず、RUNSYSTEMは着実に成長を続け、2007年には東京支社を開設しました。
GMOインターネットグループへの加入
2011年、RUNSYSTEMは日本の主要なテクノロジーコングロマリットの一つであるGMOインターネットグループの正式メンバーとなり、GMO-Z.com RUNSYSTEMに社名を変更しました。このパートナーシップにより、急速な成長の新しい段階が始まりました。5年間で売上は6倍に、従業員数は4倍に増加しました。現在、ハノイ、フエ、ダナン、ホーチミン市、東京にオフィスを持ち、900名以上の従業員を擁しています。また、VINASAによってベトナムのトップ10のソフトウェア輸出・ITサービス企業の一つとして一貫して認定されています。

グローバル展開を目指す「メイド・イン・ベトナム」製品の革新
アウトソーシングの枠を超えて、GMO-Z.com RUNSYSTEMはR&Dに投資し、SmartOCR、SmartRPA、SmartKYC、WowCRM、ERP、Mira AIなどの革新的な「メイド・イン・ベトナム」ソリューションを開発しました。中でもSmartOCRとSmartRPAは、日本でその優れた性能が高く評価されています。また、ブロックチェーン、NFT、デジタル取引プラットフォーム分野でも先駆者として、日本、タイ、シンガポール、そして新興市場のクライアントにサービスを提供しています。競争力のある価格設定、迅速な開発、強固なカイゼン文化により、GMO-Z.com RUNSYSTEMは常に進化するグローバルテック市場で機会を捉え続けています。

「Work for Your Smile」の哲学に導かれて
GMO-Z.com RUNSYSTEMの中心には、「Work for Your Smile」という哲学があります。これは従業員、パートナー、クライアントの幸福への献身を表しています。品質、コスト、納期という従来の柱を超えて、同社は「感情」を重視し、顧客満足が長期的なパートナーシップを築くと信じています。2030ビジョンに向けて、GMO-Z.com RUNSYSTEMは売上1億ドルを達成し、ベトナム国内で5つ、世界で5つの市場をリードする製品を確立し、「笑顔のNo.1企業」となることを目指しています。これによりポジティブな影響を広げ、ベトナムの技術力の評価を世界に高めます。