3か月の開催期間を経て、2016年9月30日に行われた「Smart Hack 2016」決勝戦および閉会式において、上位4つの賞が決定しました。その中で特別賞は、ハノイ国家大学工科大学の学生チームが開発した学習用ソーシャルネットワークアプリ「Edoo」に授与されました。
Smart Hack 2016は、GMO-Z.com RUNSYSTEMとハノイ国家大学工科大学が共催した学生向けモバイルアプリ開発コンテストです。
決勝戦では、ハノイ国家大学工科大学の学生が開発した学習ソーシャルネットワークアプリ「Edoo」が、高い実用性と学生に役立つ点を評価され、審査員を魅了して優勝と賞金5,000万ドンの特別賞を獲得しました。
続いて、ホーチミン市のFPTポリテクニック実践短期大学のチーム「Remote2Roid」が、パソコンのWebブラウザからAndroidスマートフォンを同期・管理・遠隔操作できるアプリで、賞金2,000万ドンの1等賞を獲得しました。
ハノイ工科大学の「Excar」アプリは、車両情報を投稿し、アカウントを認証し、購入者と連絡を取ることができるアプリで、賞金1,500万ドンの2等賞を受賞しました。
賞金1,000万ドンの3等賞は、たとえ数千km離れていても友人と一緒に音楽を聴けるモバイルアプリ「Listen Together」に授与されました。
Smart Hack 2016は2016年6月29日に発足し、全国のITを愛する学生に向けて、健全で有益かつインスピレーションを与える場を提供し、Android、iOS、Windows Phoneプラットフォーム上での実用的なモバイルソフトウェアのアイデアを奨励しました。
3か月の展開、アイデア提出・デモ製品・投票の3ラウンドを経て、80以上の応募作品の中から7つの優秀なアプリが決勝戦に選ばれました。
Smart Hack 2016は、ベトナムのIT分野におけるスタートアップにとって有益な場であり、若いベトナム人がデジタル技術産業に自信を持って挑戦できることを示す場として専門家から高く評価されました。
決勝に進出した7つの優秀アプリ
1. ファミリードクター: ユーザーが提供する症状から病気を自己診断できるモバイル専門家システム。自然言語での対話により追加情報を収集し、正確な診断を支援。呼吸や心拍を測定するセンサーを活用し、健康動画、関連病院・医師、ニュースも提供。
2. Listen Together: たとえ数千km離れていても友人と一緒に音楽を聴けるモバイルアプリ。人々を近づけ、理解を深め、孤独感を解消します。
3. Remote2Droid: Webブラウザ経由でAndroidスマートフォンを同期、管理、遠隔操作できるアプリ。位置特定、ロック、着信音のオン/オフ、データ削除、盗難者の撮影、削除前のバックアップも可能。
4. Baba不動産取引支援アプリ: 売主/仲介者情報の公開により不動産取引の透明性を高めるアプリ。任意のFacebookリンク、違反報告、偽情報防止機能も搭載。
5. Excar: 車両所有者は車情報を投稿し、アカウント認証や購入者との連絡が可能。購入希望者は検索・フィルタリングや新たな車リクエストを投稿可能。
6. Catty Me: 学生の学習意欲を高め、日々の学習を追跡するツール。学習計画作成、30分・1時間・2時間の活動単位、学習進捗の分析、翌日や次週の計画提案が可能。
7. Edoo: 単位制教育モデル向け学習ソーシャルネットワーク。学生は時間割を確認、質問・メモ投稿、他の学生の質問に回答、投稿や回答を評価可能。教師は通知送信やクラスイベント作成が可能。
Smart Hack 2016決勝戦および閉会式の写真は、ファンページ https://www.facebook.com/smarthack2016/ にてご覧いただけます。