ベトナム資本市場向けリスク管理ソリューション「Prélude Enterprise」、Banking Vietnam 2018にて発表

Share in
05-07-2018

2018年7月5日、ハノイのDaewooホテルにて「Banking Vietnam 2018」セミナー・展示会が正式に開幕しました。今回のイベントにおいて、GMO-Z.com RUNSYSTEMは日本のパートナーNTT DATA Financial Solutions(NDFS)と共に、ベトナムの資本市場における取引およびリスク管理を効率化する「Prélude Enterprise」ソリューションを紹介しました。

本イベントにおいて、GMO-Z.com RUNSYSTEMとNDFSは「Prélude Enterprise」ソリューションを披露し、ベトナムの金融機関や銀行における取引およびリスク管理を最適化し、ベトナムの銀行業界を国際基準に近づけることを目指しました。

「Prélude Enterprise」は日本で開発された資本市場および金融市場向けソリューションで、マネーマーケット、外国為替、証券、デリバティブ市場におけるSTP(Straight Through Processing:自動直通処理)を実現できます。本ソリューションはクロスアセット(複数資産)に基づく柔軟な取引管理を可能にします。2003年以来、銀行業務の効率改善に貢献し、日本市場でトップシェアを誇り、日本の銀行において品質と柔軟性により導入され、顧客の多様なニーズに応えています。

Banking Vietnam 2018でのGMO-Z.com RUNSYSTEM

本ソリューションの主な機能は以下の通りです:金融商品管理、取引管理機能、ポジション管理機能、リスク管理機能。「Prélude Enterprise」を導入することで、企業は次のような利点を得ることができます。

  • 業務効率の改善:業務量の増加に対応するためには業務のシステム化が不可欠です。ユーザーフレンドリーなインターフェースは、業務効率だけでなくデータ精度も向上させます。このプラットフォームは、フロント・ミドル・バックオフィス間のスムーズなデータ連携を可能にします。

  • 柔軟なカスタマイズと容易な拡張:フレームワークベースの設計により、顧客固有の要件を柔軟かつ容易に組み込むことができます。幅広い金融ツールと機能により、顧客の事業拡大を円滑にサポートします。

  • コスト効率:一般的に、システムが複雑になるほど導入および運用コストは高くなります。本オールインワンソリューションはシステム関係図を簡素化し、小規模な導入から開始できるため、コスト削減が可能です。ライセンス料は導入するモジュールに基づいて算出されます。

ベトナム市場においてはまだ導入初期段階ですが、その優れた特長により、GMO-Z.com RUNSYSTEMとNDFSが紹介した「Prélude Enterprise」ソリューションは、多くの大手銀行代表者の注目を集めました。今年の展示会にはHyperlory、Miraway、GMO-Z.com RUNSYSTEM、DTAsia、CMC Telecom、Netnam、TPbank、VnPayなど約20社が参加し、デジタルバンク構築を支援する最新技術、特にキャッシュレス決済技術を紹介しました。

Banking Vietnam 2018で注目を集めたGMO-Z.com RUNSYSTEMのブース
Prélude Enterprise:ベトナム資本市場向けリスク管理ソリューション
GMO-Z.com RUNSYSTEMとNDFSのブースでの活動の一部

イベントの一環として、「eBanking Vietnam」セミナーも開催され、テーマは「非接触型決済の推進により、現代的で効率的な電子政府を構築し、デジタル経済の発展を目指す」でした。今年のセミナーでは、キャッシュレス決済の推進、デジタルバンクの構築、新たなキャッシュレス決済モデルの導入、金融データの分析と効果的な管理などについて議論が行われました。

eBanking Vietnam 2018セミナー全景
eBanking Vietnam 2018セミナー全景
Previous Post

Gian hàng GMO-Z.com RUNSYSTEM “hút” các bạn trẻ Đà Nẵng tại “DTU JOB FAIR 2018”

Next Post

Chi nhánh Đà Nẵng: Tới văn phòng mới – lòng vui phơi phới