GMO-Z.com RUNSYSTEMは、An Binh商業株式銀行(ABBank)と協力し、ベトナム人エンジニアによって完全に開発・実装された顧客関係管理(CRM)システムのフェーズ1を成功裏に導入しました。このソリューションは、顧客データの統合、コアシステムとの連携、そして管理効率の向上を実現するものです。
導入開始からわずか3か月で、本プロジェクトはABBankの集中データウェアハウスから160万件以上の顧客データを同期し、13,000人以上の社内ユーザーをサポートしています。さらに、CRMシステムはCore Banking T24、AML(マネーロンダリング防止)、LOS(ローンオリジネーションシステム)、法人向け融資文書管理システムなどの主要業務プラットフォームと統合されています。
安全なCICDモデルで開発されたGMO-Z.com RUNSYSTEMのCRMは、顧客情報・ニーズ管理、営業機会の追跡、タスク・ワークフロー管理、ダッシュボード・レポート機能、Customer 360、KPI管理、経営計画ツールなど、包括的な管理機能を提供します。特に、ABBankはベトナムで初めてモバイルCRMアプリケーションを導入した銀行の一つであり、リレーションシップマネージャーがいつでもどこでも顧客情報の閲覧、対応履歴の追跡、営業活動の管理を可能にしています。

ABBank副CEOのKhuong Duc Tiep氏は次のように述べています。「CRMシステムの導入により、ABBankは包括的な顧客プロファイルを構築できるようになりました。これにより、リレーションシップマネージャーは顧客をより深く理解し、的確なコンサルティングを提供し、満足度を高めることができました。最終的には、顧客のロイヤルティ向上と紹介の拡大につながります。」
GMO-Z.com RUNSYSTEMを代表して、CEOのNgo Van Tau氏は「当社は今後も残りのモジュールを予定通りに完成させることを約束します。さらに、データ入力を自動化し、生産性を高め、顧客体験を向上させるSmartOCRなどの先進ソリューションを統合していきます」と述べました。
この成果は、ABBankのデジタルトランスフォーメーション推進における重要な一歩であり、銀行・金融分野での豊富な経験と国際標準の品質で24時間体制のサポートを提供する、GMO-Z.com RUNSYSTEMの信頼できるテクノロジーパートナーとしての役割を改めて示しています。