「ベトナムデジタルアワード(VDA)2021」において、GMO-Z.com RUNSYSTEMが開発したAI搭載の文字認識・データ抽出ソリューション「SmartOCR」が、全国の300以上の候補の中から「優秀デジタル製品・ソリューション部門」で表彰されました。
SmartOCRは、英語や日本語に加え、ベトナム語の手書き文字も97%以上の精度で認識できる、初の「Make in Vietnam」ソリューションです。人工知能(AI)の活用により、企業はデータ入力の自動化、ニーズに応じた柔軟な情報抽出、契約書・請求書・土地使用証明書・財務諸表・登録申請書など多様な書類のデジタル化を実現できます。
本ソリューションは、銀行、金融、保険、BPOなど複数の業界で導入されており、業務時間とコストを50〜80%削減する効果を上げています。GMO-Z.com RUNSYSTEM副CEOのグエン・タン・ミン氏によると、SmartOCRはデータデジタル化の先駆的プラットフォームであり、第4次産業革命時代における広範なデジタルトランスフォーメーションの基盤を形成するものです。
受賞後、SmartOCRには多くの金融機関から問い合わせやデモ依頼が寄せられ、このAI搭載のベトナム発イノベーションへの市場関心の高さが示されました。以前、SmartOCRをはじめ、同社の「ワンストップソリューション」エコシステムに含まれるSmartKYC、SmartRPA、SmartStore、SmartGiftなども、VINASA主催の「2021年デジタルトランスフォーメーション優秀IT企業トップ10」に選出されています。