高品質を実現するAI基盤、多様な文字・フォーマット対応、容易な導入と幅広い応用 ― これらの特長により、GMO-Z.com RUNSYSTEMの文字認識アプリ「SmartOCR」は日本の厳しい顧客をも魅了しています。
文字認識技術(Optical Character Recognition - OCR)は、スキャナーやカメラの出力画像、画像形式のPDFなどを、編集可能なドキュメント(テキストファイル、Wordファイルなど)に変換する技術です。
第4次産業革命の中で「現場のデジタル化」は他のテクノロジーを導入する前提条件です。SmartOCRを用いることで、書類を簡単にデジタル化し、多くの業種における管理効率や業務効率を向上させることができます。
SmartOCRは、現時点の他のOCRソフトに比べて多くの特長と改善点を備えています:
高品質を実現するAI基盤:ディープラーニングを活用し、従来手法に比べて自動補正機能により品質を向上;並列処理による速度向上;柔軟な前処理により精度をさらに改善。
多様な文字・フォーマット対応:日本語、数字、アルファベットに対応;ベトナム語の手書き文字対応(近日公開予定);スマートなフォーマット管理システムにより、様々な業務フォーマットを容易に処理。
容易な導入:クラウドSaaS型とオンプレミス型の両方を提供;APIやCSV連携により既存システムとの統合が容易;データを保存せず、API経由で暗号化送信しセキュリティを強化。
幅広い応用:製造、販売、物流、本人認証、文書管理・デジタル化などあらゆる分野に応用可能;効率化・データデジタル化のニーズに対応し、第4次産業革命の推進に寄与。
OCRソフトはかなり以前から存在していますが、従来のソフトは主に印刷文字の特徴分析に基づく古典的なアルゴリズムしか使用しておらず、手書き文字認識には対応できませんでした。また、従来技術では、例えば画像の中からIDカードの領域を特定するような前処理の精度も低いものでした。
SmartOCRはAIを基盤技術として活用し、従来技術や他のソリューションでは解決できなかった課題を克服。印刷文字、手書き文字、さらに前処理段階での文字領域特定においても95%以上の高精度を実現しました。
日本市場には同様の製品が2つ存在しますが、いずれもクラウド型のみの提供です。SmartOCRは、コスト削減を希望する顧客向けにクラウド型、セキュリティ強化を求める顧客(銀行や金融機関など)向けにオンプレミス型を提供し、差別化を図っています。実際の導入では、多くの顧客がセキュリティ強化のためオンプレミス型を選択しています。
現在、本製品は日本の顧客に受け入れられ、良好な評価を得ています。具体的な利用例としては、電子秤からの重量データの読み取り、請求書からの病院名読み取り、運転免許証からの氏名・生年月日・住所認証、銀行振込依頼書の情報読み取り、IDカード情報による本人確認などがあり、時間・人員を削減しコスト最適化に貢献しています。
将来の製品開発計画について、GMO-Z.com RUNSYSTEM副社長のグエン・タン・ミン氏は次のように強調しました:「他の製品との差別化を図るために引き続き投資・研究開発を進めると同時に、パートナーと協力し日本市場を拡大していきます。2019年にはベトナム市場での展開も予定しています」。 SmartOCRの詳細はこちら https://runsystem.net/vi/smart-ocr/
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